法律事務所の就職活動
久しぶりの更新になります。試験勉強からの逃避のためです。
今回は、自分の備忘録も兼ねて、就活を通じて感じたことを書きたいと思います。
私は東京の大手(いわゆる東京4大)と大阪の大手(いわゆる大阪4大)の就職活動しか経験していないので、内容は主にそれらについてになります。
内容はすべて私の感想以上のものではありませんのでご了承ください。
1、東京4大
(1)(私の)就活の流れ
まず、私はロースクール2年次の夏休みに行われるサマークラークに応募しましたが、全て落とされました。原因は様々あると思いますが(ESが微妙など)、やはり大学の学歴も関係があると思いました。やはり、学部が東大・京大・一橋・早慶以外であれば、よほど光るものがなければロー2年次のサマークラークに採用されるのは難しいのだと感じました。
その後、私は予備試験に合格できたので、ウィンタークラークに応募しました。これはすべての事務所で採用してもらえました。やはり、予備試験の成績は見られているように思います。逆に言えば、サマークラークには通らなかった場合でも、予備試験に合格すれば(そこである程度の成績であれば)、ウィンタークラークにはいくことができるのだと思います。
ウィンタークラークは各事務所内容に違いがありますが、模擬内部会議があるような事務所では、そこでの振る舞いは結構見られているように感じました。そこは頑張りどころだと思います。
その後司法試験後には個別訪問があり、そこで内定が出るかどうかが分かります(基本的には6月解禁なのですが、そのルールを破っている事務所があるのは事実だと思います)。
(2)まとめ
東京4大の採用者の多くはいわゆるエリート(学部が東大・京大・慶応→そこから予備orローが東大・京大・慶応)だといえると思います。それ以外の人がそこに割って入るには、何か光るもの(予備が上位、ローの成績がとてもよい、英語が話せる、サマクラ・ウィンターで印象を残す)がなければやはり厳しいように思いました。
2、大阪4大
(1)(私の)就活の流れ
私はウィンタークラークの説明会に二つ、ウィンタークラークに一つ、その後司法試験終了後のサマークラークに一つ参加しました。
(2)思ったこと
大阪4大は東京4大などと競合することを嫌っているように感じました(あくまで私の感想です)。他の事務所はどうなっているのか、ということは結構聞かれました。
大阪4大にどうしてもいきたい!という場合は、私は東京には全く興味がなく、関西で就職したいのです!というアピールをするのが重要なように感じました(嘘をつくのはよくないですが)。
以上です.。